
スペースシャトルの打ち上げ
発射台に向かうコロンビア(コントロールセンターからの眺め)
発射台に向かうコロンビア
組立工場を出発したコロンビアは、クローラー・トランスポーターという巨大な運搬車で6時間〜8時間ほどかけて、ゆっくりと発射台に運ばれていきます。(クローラー・トランスポーターはこんなに大きい!)
打ち上げられたコロンビア
スペースシャトル「コロンビア」(STS-107;乗員7名)は、ケネディ宇宙センターから、2003年1月17日0時39分00秒に打ち上げられました。シャトルの打ち上げとしては2003年最初のものです。コロンビアはこれで28回目の飛行、シャトル全体としてはこれが113回目の飛行となります。打ち上げ時のシャトル全体の重量は約2050トン、貨物+オービターでは約120トンになります。(スペースシャトルの構造)
☆ 打ち上げ見学場所案内(NASDAページ)
今回の乗員
一番右が、イスラエル初の宇宙飛行士となったラモーンさん
各自の略歴など(NASDAページ)
☆ シャトルの宇宙飛行士の種類について(NASDAページ)
今回の飛行では、「国際宇宙ステーション」とのドッキングは行われません。今回はシャトル単独で飛行を続け、無重量状態を利用したテーマを中心とした80種以上の実験・観測を行います。各種実験装置は、スペースシャトルのミッドデッキと貨物室に収納されています。
今回のシャトルの貨物室内
右上にあるトンネルを通って、シャトルの乗員が宇宙服を着ないで実験室(スペースハブ)に入れます。今回のスペースハブは初めて使われる新しいタイプのものです)
実験には宇宙開発事業団も参加しています。スペースハブ内部
シャトルのフライトデッキ後方窓からみたスペースハブ
スペースハブへは、ミッドデッキからこのトンネルを通っていきます。
向こうに見えるのがスペースハブの内部
ミッドデッキにある、戸棚のような「ベッド」の寝袋に入る乗員たち
スペースシャトル「コロンビア」は2月1日23時16分にケネディ宇宙センターに帰還する予定でしたが、その途中、22時58分頃、左の翼の温度センサーが突然機能を停止し、左側の着陸用車輪のセンサーからの信号も59分頃途絶えました。そして23時頃、テキサス州の約63km上空を時速約2万kmで飛行中、通信がとだえました。
撮影された再突入のようす テキサス州からは多くの目撃者が、再突入時に空中で分解するシャトルを報告しています。地上に落下した破片の報告も寄せられています。
気象レーダーには、シャトルの分解によって生じた粉砕粒子や、水や燃料の粒子が凍りついたものと思われるものがとらえられています。時間経過を追って見ますと、次第に成長しながら6時間ほど東に流されたあと急速に消えていきます。(2月2日0時26分のレーダー画像 / 時間経過による変化 1 2 )打ち上げ時に、外部燃料タンクの断熱材の一部がはがれて、左の翼にぶつかった可能性があるということです。(白い物体が円内に見えます。外部燃料タンクの断熱材についてはこちらを)
乗員とそのご家族・関係者の方々に深く哀悼の意を表します。
コロンビア乗員の名が付けられた小惑星の軌道 (Credit: NASA/JPL/Caltech)
ジェット推進研究所の提案により、犠牲になった7人の宇宙飛行士の名が、火星(Mars)の軌道と木星(Jupiter)の軌道の間をまわる7つの小惑星に与えられました。この7つの小惑星は、いずれも2001年7月に、カリフォルニア州パロマー天文台でE・ヘリンさんによって発見されました。直径5〜7km程度の小惑星です。(資料)
事故調査委員会の最終報告書が2003年8月26日に公開されました。
約9万個の破片(計約38.5t)が回収されました。これは、帰還時のコロンビアの重量約101tの38%にあたります。 回収されなかった分は、燃え尽きたか、細かい破片になったものと見られています。
コロンビア各部の温度や圧力、姿勢データなどを記録した、磁気デープ式 データ・レコーダーがほぼ無傷で回収され、また、 機体で最も高温になる翼などに取り付けられている強化炭素複合材パネル(RCCパネル. 写真4番目)の残骸も かなり見つかりました。
調査の結果、 打上げ81.7秒後に、スペースシャトルと外部燃料タンクを接続する「バイポッド部」から剥離した燃料タンクの断熱材が、 スペースシャトルの左翼前縁に衝突したことによって、裂け目ができたことが原因であると見られています。 左翼前縁部分には、機体で最も高温になる翼などに取り付けられている部品である 強化炭素複合材(RCC)パネルが使われていますが、このRCCパネルにできた裂け目に、再突入時の超高温の空気が 入り、左翼のアルミニウム部分を溶解させていき、空中分解にいたったと考えられています。 (「バイポッド部」や RCCパネルの写真)
事故調査のため、ケネディ宇宙センターに集められたコロンビアの破片。
資料
STS-107 Mission Summary
Shuttle Columbia lost
Columbia break-up appears to start with left wing
Seven die in shuttle disaster
Remains thought to be from Columbia crew
スペースシャトル「コロンビア号」(STS-107)事故調査報告(NASDAページ)
コロンビア空中分解事故(Yahoo! JAPAN)
スペースシャトル「コロンビア」爆発事故(Info-Star)
STS-107 Mission Status Center
STS-107 Entry Timeline
Shuttle Disaster
Lost: Space Shuttle Columbia
New Columbia photos were released by the Columbia Accident Investigation BoardCAIB: Columbia Accident Investigation Board
Space Shuttle Columbia and Her Crew
STS-107 MISSION COVERAGE ARCHIVE
スペースシャトル「コロンビア号」の最終報告書について(速報)(NASDAページ)
コロンビア号事故調査委員会(CAIB)公式記者会見(仮訳)(NASDAページ)
Columbia Accident Investigation Board Releases Final Report
事故調査と原因究明(JAXAページ)
コロンビア号事故調査委員会による原因究明と最終報告書(JAXAページ)
スペースシャトル「コロンビア号」の最終報告書について(JAXAページ)
STS−114 プレスキット(17MB JAXA版)
関連ページ 1986年1月のチャレンジャーの事故について
チャレンジャーの事故
CHALLENGER 51-L (25)
Shuttle Challenger is destroyed - SPACEFLIGHT NOW DIGITAL VIDEO
チャレンジャー打ち上げ(MPEG動画)
チャレンジャー打ち上げ(続き MPEG動画)
SPACE SHUTTLE CHRONOLOGY
(このニュースの項:ことわりのない場合 Photo Credit: NASA)
☆ Mission Control Center Status Reports
☆ 今回のシャトルのプレスキット(13.6 MB)
☆ 今回のシャトルに関するNASDAページ
☆ NASA放送のテレビが見られます。(放送予定 この受信にはRealPlayerが必要です)
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☆ NASA放送テレビ情報
☆ ケネディ宇宙センターからの生中継
☆ 今後のシャトル打ち上げ予定についてはこちら あるいはこちらをごらんください。☆ 宇宙飛行士の経歴ページ
☆ ロシア宇宙飛行士の経歴ページ
☆ ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士の経歴など
☆ シャトルの構成(NASDAページ)
☆ スペースシャトル よくある質問&回答集など(NASDAページ)
☆ シャトルとは?(図解概説)
☆ シャトルの技術マニュアル
☆ スペースシャトルの内部(ジョンソン宇宙センターにある実物大模型。マウスで見たい向きが360度変えられます。国際宇宙ステーション模型内部や飛行管制室内の360度画像なども)
☆ 無重量状態が人体に与える影響: Mixed Up in Space; Gravity Hurts (so Good)
(資料源: NASA/Spacelink, Shuttle Web, Office of Space Flight, Shuttle Launches Home Page, Shuttle Countdown Page, Shuttle-Mir Home Page, Space Shuttle Mission Guide, Shuttle Countdown Online, The Hubble Project - Servicing Mission 3B )★ 人工衛星の観測のしかたや予報、軌道データや予報プログラムなどは こちら
★ シャトルとミールからの音声受信ファイルが こちらにあります。