はまぎんこども宇宙科学館/(財)横浜市青少年育成協会



2003年5月7日「水星の太陽面通過」情報とリンク集


(REDSHIFT3による2003年5月7日の水星太陽面通過の動画。日没時までのようす。 2.4MB)

SOHOによる5月6日の水星。
大きな円で示された部分が太陽の位置  Credit: SOHO/LASCO (ESA and NASA)
同じくSOHO観測による5月1日〜6日の動画を見ますと、5月2日に水星が画面左に入ってきています。星座の星々に対し動いているのが水星です。太陽の方へ接近していき、暗くなっていきます。写真ではコロナを背景に水星がシルエットになっています。(この観測装置について



通常の光で観測した太陽面(10分に1度更新)

きのこステーション監視カメラ(3分に1度更新)


当日は晴れ間に恵まれ、太陽面を背景にシルエットになった水星が観測されました



これらは、はまぎんこども宇宙科学館屋上のきのこステーションで当日撮像された水星像です。
右の画像で、太陽中央付近にあるのは黒点で水星はそのずっと上の方です。 開始の頃のMPEG動画(1.9MB)




SOHOによる5月7日の水星太陽面通過。MPEG動画 Credit: SOHO/MDI (ESA and NASA)


大西洋、カナリア諸島・ラパルマにあるスウェーデン1m太陽望遠鏡による画像。MPEG動画
Credit: the Royal Swedish Academy of Sciences



観測画像を公開しているサイト





5月7日14時12分頃より 水星が太陽面を通過しました。

(日没時頃までのようす AVI動画 2.4MB REDSHIFT3で作画)

日本では通過し終わる前に日没を迎えました。(この図の曲線は、水星の太陽面通過が始まるとき、最も太陽中央に寄ったとき、そして終了時の夜・昼境界線を示しています。日本では、終了を待たずに日没を迎えること、北アメリカ大陸のかなりの部分からは見えないことなどがわかります)

水星の軌道面は、地球の軌道面に対して、約7度傾いています。そこで、両軌道面が交わる方向で、地球と水星が並ぶようになれば、地球から見て太陽を背景に水星がシルエットになるわけです。両軌道が交わる方向は、地球が5月と11月に位置する方向です。つまり、水星の太陽面通過が起こるのは、5月か11月です。今世紀中には14回の水星の太陽面通過が起こります。 次回は2006年11月9日朝になります。

水星が太陽を1周する周期は87.969日であり、地球が太陽を1周する周期は365.256日です。 (水星のデータ
水星が54周する時間と、地球が13周する時間はほぼ等しくなります。つまり、13年たつとまた水星の太陽面通過が起こる 可能性があります。 水星が137周する時間と、地球が33周する時間もほぼ等しくなります。つまり、33年たつとまた水星の太陽面通過が起こる 可能性があります。 さらに、 水星が191周する時間と、地球が46周する時間もほぼ等しくなります。つまり、46年たつとまた水星の太陽面通過が起こる 可能性があります。 水星が901周する時間と、地球が217周する時間もほぼ等しくなります。つまり、217年たつとまた水星の太陽面通過が起こる 可能性があります。 (資料

はまぎんこども宇宙科学館から当日、インターネット中継を行いました。

太陽面を肉眼や望遠鏡などで直接見ることは危険です。安全が保証されたフィルターを使うか、投影法で観測しましょう。今回の太陽面通過中、紙に投影された太陽像の中で、水星のシルエットは、太陽像の150分に1の大きさになります。太陽像が直径15cmなら水星像は1mmの直径です。




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