
木星の大赤班(解説(英文))
これは6月26日に撮影された木星の大赤班。横に地球2個が並ぶ大きさです。特殊な色彩処理のため、実際の色とは違っています。雲の色が高さを示しており、赤や白が高い雲、青や黒が低い雲です。大赤班が比較的高いところにあることがわかります。(1996年8月21日発表)
木星の大赤班(解説(英文))
こちらは実際の色彩に近い色の大赤班です。6月26日撮影。(1996年8月22日発表)
超高層のもや(解説(英文))
雲の高さの違いがわかるような色付けをしたもので、実際の色彩ではありません。上は木星の北緯50度付近(1996年11月4日撮影)、下は南緯20度付近(1996年6月26日撮影)で大赤班が映っています。いずれも、惑星の縁を撮影しています。赤い色は高層の雲であることを示しています。。極付近には、かなりの高層にもやがあるのがわかりますが、低緯度にはそれほどの高層に、もやはありません。極付近の超高層のもやは、低緯度の高層のもやとは異なる方法で発生しているのかもしれません。(1996年12月19日発表)
木星のオーロラ(解説(英文))
ガリレオ探査機が1997年4月2日に撮影した、木星の夜側で起きているオーロラです。 電気を帯びた粒子が、高速で木星上層大気に衝突し発光が起きています。 場所は緯度57度の上空です。 色は実際の色彩ではありません。 木星オーロラの細部や発生している高さなどが初めて明らかになりました。(1997年6月5日発表)
木星の赤道域(解説(英文))
ガリレオ探査機が1996年12月17日に撮影した、木星の赤道域(北緯1〜19度)です。近赤外による画像で、北が上です。 写っている範囲の大きさは横が34000km、縦が22000km。 中央に雲のない、暗い部分があります。この部分に対する風の動きが矢印で示されています。 暗い部分への流れがあるいっぽう、そこから流れ出ていく風がほとんどありません。乾燥した気流がこの暗い部分に集まり、そこから下降し、雲のない状態がつくられているようです。暗い部分の周囲の風はたいへん強く、秒速100mくらいあります。 ガリレオ探査機の大気突入機もこうした暗い部分に突入したようです。 (1997年7月9日発表)☆ 地球上に乾いた地域と湿った地域があるように、木星にも水分に乏しい領域とそうでない領域があることがわかりました。乾いた領域の周囲には100倍も水分に富む領域が見つかっているそうです。1995年12月に、ガリレオ探査機の大気突入機が落下した領域は乾いたところでした。詳しくは こちら。
卵型の雲(解説(英文))
ガリレオ探査機が1997年2月19日に撮影した卵型の雲。下は近赤外で撮影したもので、色の違いが雲の高さや濃さを示しています。青は高く薄い雲、赤は低い雲、白は高く濃い雲を示しています。上の画像は肉眼で見た感じに近い色彩に調整してあります。南緯30度付近で、一番左のものは、幅は9000kmほどあり、地球の直径の7割くらいになります。(1997年7月28日発表)
卵型の雲の動き(解説(英文))
1997年2月19日撮影の卵形の雲。1時間間隔を置いた3枚の写真からなるアニメーションGIF動画です。(1997年8月22日発表)
木星の北半球(解説(英文))
1997年4月3日近赤外で撮影。木星の北半球10〜50度のモザイク合成写真。東方向の大気の流れと西方向の流れが交互になっています。(1997年8月25日発表)雲の頂上よりも数十km下、百数十km下と大気の層深くなるにつれて風速が強まっていることがわかりました。(くわしくこちら)
大赤班付近の温度(解説(英文))
フォトポラリメーター・放射計で測定された、大赤班付近の温度。比較のため、ハッブル・スペーステレスコープで同じ頃に撮影された画像を上に並べてあります。大赤班は、木星の最も低温な所で、大気が上昇して冷やされ周囲に広がっていく所です。(1997年9月24日発表)
広緯度域の温度(解説(英文))
フォトポラリメーター・放射計で測定された、広い緯度範囲の温度。比較のため、ハッブル・スペーステレスコープで同じ頃に撮影された画像を右に並べてあります。左上の赤い班点や他の明るい斑点も、周囲より温度が低い場所で、大気が上昇している所であることがうかがえます。(1997年9月23日発表)
赤道域の立体図視(解説(英文))
西経336度を中心にした北緯1〜10度、幅34000km、奥行き11000kmの範囲を立体的に見た画像が合成されました。上が北です。色彩は実際のものではありません。(1995年12月17日撮影)
ガリレオ探査機の大気突入機がはいったのと同様な赤道域の部分で、明るい雲のなかにぽっかり穴があいたようになっています。明るい部分は、湿った大気が上昇してきて、冷えて氷の粒から成る雲ができているところかもしれません。乾いた大気は暗い部分に集まって沈んでいくようです。(1997年10月27日発表)
赤道域の立体図視(解説(英文))
西経336度を中心にした北緯1〜10度、幅34000km、奥行き11000kmの範囲を立体的に見た画像が合成されました。上が北です。色彩は実際のものではありません。1995年12月17日撮影。(1997年10月28日発表)
赤道域の立体図視(解説(英文))
西経336度を中心にした北緯1〜10度、幅34000km、奥行き11000kmの範囲を立体的に見た画像が合成されました。色彩は実際のものではありません。(1995年12月17日撮影)
雲の層と層の間から北東方向を見た形です。(1997年10月29日発表)
赤道域の立体図視(解説(英文))
西経336度を中心にした北緯1〜10度、幅34000km、奥行き11000kmの範囲を立体的に見た画像が合成されました。色彩は実際のものではありません。(1995年12月17日撮影)
雲の層と層の間から北東方向を見た形です。(1997年10月30日発表)
赤道域の立体図視(解説(英文))
西経336度を中心にした北緯1〜10度、幅34000km、奥行き11000kmの範囲を立体的に見た画像が合成されました。色彩は実際のものではありません。凸凹は25倍強調してあります。(1995年12月17日撮影)
雲の層と層の間から北東方向を見た形です。(1997年10月31日発表)
近赤外で見た南半球(解説(英文))
1997年5月7日に150万kmの距離から撮影されました。北が上で、南緯10度〜80度まで、大きさ数10kmのものまで写っています。近赤外で撮影したこの画像の雲は、地球表面とほぼ同じ気圧の高さに発生している雲です。
緯度により東西方向交互に吹いている気流。その速度が、雲の明るさや構造をある程度左右しています。
中央に並んだ2つのまるい渦。それぞれが南北方向約3500kmの大きさです。(月くらいの大きさ)右の渦は反時計回りに回転しており、左の渦は時計回りです。(1997年11月7日発表)
木星のオーロラ(解説(英文))
1997年11月5日に130万kmの距離から撮影されました。北が上です。可視光で撮影され、青い色調で再現されています。リング状になっているのがオーロラです。昼間は、雲が明るいため簡単に見ることができませんが、このように夜の画像ならよくわかります。
このオーロラの実際の色は赤で、木星大気中にある水素原子が出す光であると考えられています。地球のオーロラと同じく、猛スピードの電子や陽子が高層大気にぶつかり、原子が刺激され光がでる現象です。 (1997年12月10日発表)
木星の雷(解説(英文))
1997年10月5日と6日に660万kmの距離から撮影されました。北が上です。下の縁が赤道付近で、縦横約50度の範囲がそれぞれの画像に写っています。可視光で撮影され、赤い色調で再現されています。それぞれ約1分の露出で、75分間隔で撮影されました。ちょうど、木星の真夜中にあたる領域なのですが、衛星イオの反射光でうっすらと木星の雲が照らされています。白く光っている部分が雷の光です。(1997年12月10日発表)
(http://www.jpl.nasa.gov/galileo/より)