はまぎんこども宇宙科学館/(財)横浜市青少年育成協会


ガリレオ探査機ニュース(衛星ガニメデの映像と情報) - 2

溝の帯 1997年5月8日0時24分39秒に、14263kmの距離から撮影されたエレク・スルクスという溝の帯。マリウス地域という古く暗い色の地域を南北に通っています。
この溝の帯は、氷の表面が引き裂かれるようにしてできたものと見られています。(ちょうど、地球の東アフリカなどに見られる「大地溝帯」のように)
上が北ですが、南端で溝の帯がとだえてます。氷が溶けるような活動があったようです。
中心位置は、南緯16度、西経177度で、縦約560km、横約950kmの範囲がとらえられています。(1998年7月11日発表) (解説(英文))

スィッパル・スルクス地域の陥没 1997年5月8日0時18分35秒に、17489kmの距離から撮影されたスィッパル・スルクスという地域。過去に水が流れ出たあと、陥没したのかもしれません。南緯31度、西経189度が中心になっており、下が北方向で172mのものまで写っています。写っている範囲は、縦約62km、横約91km。(1998年7月11日発表) (解説(英文))

連鎖クレーター 1997年4月5日15時12分22秒に、27282kmの距離から撮影された「エンキ・カテナ」連鎖クレーター(クレーター列。「カテナ」はラテン語の鎖)。13個のクレーターが連なっています。おそらく、1994年7月に 木星に衝突したシューメーカー・レビー第9彗星 のように、木星の重力でバラバラになった彗星がガニメデに衝突したのでしょう。
この連鎖クレーターは、ガニメデの暗い地域と明るい地域の境目をまたいでいます。明るい地域側には、クレーターからの放出物が白っぽくみえています。暗い地域にはそのようなものが見えません。暗い物質の放出物の場合は、目立たないだけかもしれません。
下が北方向で、中心位置は北緯39度、西経13度。写っている範囲は縦横それぞれ約215km。554mのものまで写っています。 撮影は1997年4月5日15時12分22秒。距離は27282kmです。(1998年7月11日発表) (解説(英文))

月面上の連鎖クレーターの例
地球上や月面の連鎖クレーターの例


新しいクレーター 1997年4月5日15時33分37秒に、17531kmの距離から撮影された2つのクレーター。周囲には、これら2つのクレーターができた際に放出された物が再度地面にぶつかってできたとみられる二次クレーターも見られます。
上が北ですが、上のクレーターは「グラ」と名づけられており、直径は約38km。中心部には、衝突時の地殻の反動でできる「中央丘」(ちゅうおうきゅう)というでっぱりが見られます。
下のクレーターは「アケロウス」という直径約32kmのもの。クレーターからの放出物が、クレーターの縁から外側に積もっているのがわかります。 写っている範囲は縦約132km、横約142km。中心の位置は北緯62度、西経12度です。175mのものまで写っています。 (1998年7月11日発表) (解説(英文))

ガニメデの広域画像 1997年2月22日05時25分29秒に、34386kmの距離から撮影。 1979年にヴォイジャー探査機が木星近傍を通過したときには撮影できなかった部分で、ガニメデの軌道進行方向の面です。(ガニメデは月と同様、いつも同じ面を木星に向けています)
中心位置は赤道上、西経285度で、写っている範囲は縦約5100km、横約2800km。3.6kmのものまで写っています。 (1998年7月11日発表) (解説(英文))


衛星ガニメデの映像と情報 - 1


★ ガニメデについてのまとまった情報(英文)は こちら



http://www.jpl.nasa.gov/galileo/より)


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