はまぎんこども宇宙科学館/(財)横浜市青少年育成協会


2002年6月11日の日食

2002年6月11日、日本全国で部分日食が見られます。これは、日本で見られる21世紀最初の日食となります。(前回日本で日食が見られたのは、1998年8月22日に九州、沖縄地方から見られたもの。全国的に見られたのは1997年3月9日の日食。次回日食が見られるのは2004年10月14日になります。そして、日本から皆既日食が見られるのは2009年7月22日になります)

今回は、南東に行くほど太陽のかけぐあいが大きくなります。それでも、日本列島は南東方向へあまり広がっていないないため、各地の欠け具合いにそれほど極端な違いはありません。およそ太陽の直径の4割くらいまで欠けてみえます。観察は、目に害のないような安全な観察方法で行ってください。

金環日食の例(1999年2月16日


太陽が欠ける時刻

都市名 欠けはじめ    最大    終了   最大時の太陽高度


名古屋  06時42分 07時38分 08時40分 34度
大阪  06時41分 07時36分 08時37分 33度
東京  06時42分 07時41分 08時46分 37度
横浜  06時42分 07時40分 08時45分 37度

"Eclipse Predictions by Fred Espenak, NASA/GSFC"



地図に示した欠けた太陽をクリックするか、図の下の都市名をクリックすると、欠ける太陽のようすが動画で表示されます。

稚内 仙台 東京 大阪 広島 福岡 鹿児島 那覇

* 欠ける割合: 太陽の欠けた幅を、太陽の視直径で割った値です。
         天文学では、「食分」(しょくぶん)といいます。
AC/AB = 食分

金環食や皆既食の場合は、月の視直径/太陽の視直径が食分となります。食分が1以上になると太陽が完全にかくされた状態です。



横浜から見たようす
(以上の図は StellarNavigator で作成。動画は REDSHIFT3 で作成)



日食は、(地上で見ていますと)月が太陽をかくす現象ですが、宇宙空間から見ると、地球表面を、月の影が通過する現象ということになります。

地球に映る月の影(月の表面から見た地球)
AVI動画(2.08MB)REDSHIFT3で作成。表示時刻は世界時)




"Eclipse Predictions by Fred Espenak, NASA/GSFC"
金環日食が見られる地域(細く青い帯の部分。北太平洋を通っています)や、どの地域で何%くらい太陽が欠けてみえるのか、などを示した図です。時刻は世界時(プラス9時間で日本時)です。



日食時の太陽・月・地球の位置(これは皆既日食の例)

この図で、太陽からの光がまったく入ってこない「本影」(ほんえい。Umbra)に地球の表面がくると、そこでは皆既日食(Total (Solar) Eclipse)となります。「半影」(はんえい。Penumbra)の中では部分日食(Partial (Solar) Eclipse)が見られます。金環日食(Annular (Solar) Eclipse) になる領域はこちらのページに示されています。



今回の日食


(提供:「国際航業(株)天文コンサルタント事業推進部/撮影データ


(提供:「国際航業(株)天文コンサルタント事業推進部/撮影データ


Credit: Brad Templeton

<bt@templetons.com>
カリフォルニアでの木漏れ日


Credit: Will Galloway

<bc250@yahoo.com>
こちらもカリフォルニアでの木漏れ日



生中継を行ったページ


今回の日食の観測結果を公開しているページ


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